ヘルシンキで映画を観る
Guest Blogger 12月 12, 2016

「ヨーロッパの文化都市」に選ばれたこともあるヘルシンキ。今回は、ヘルシンキの映画シーンをご紹介します。

 

korjaamo_1

 

TöölöにあるKorjaamo Cultural Factory(コルヤーモ文化センター Kulttuuritehdas Korjaamo)は、クリエイティブスペースになっています。2012年に改装を終えて、映画館だけでなく、レストラン、カフェ、ギャラリーも併設。映画館Kino Korjaamoではアート系映画を中心に上映、子ども連れで入場できる上映日もあります。

 

korjaamo_2

 

ヘルシンキでは年間を通して、様々な映画祭が開かれています。例えば、1月にはドキュメンタリー映画祭Doc Point-Helsinki Documenatry Film Festival、9月にはHelsinki International Film Festival Love&Anarchy。春には、最新の注目アジア映画をセレクトしたHelsinki Cine Aasiaという映画祭もあります。映画祭では、フィンランド映画にも英語字幕がつくので、日本では上映されないフィンランド映画も観ることができます。

 

Film Festival

 

フィンランド映画を日本に紹介しているkinologueの森下詩子さんは、映画を通して、フィンランドの文化に興味を持ってほしいと思っています。「興味を持ってヘルシンキに行ったら、『かもめ食堂』のロケ地巡りもいいですが、『365日のシンプルライフ』や『ファブリックの女王』から感じられるフィンランド人らしいライフスタイルや考え方に、実際に触れて欲しいです」。

 

movie for children 1

 

最近、フィンランドでは休日の過ごし方として、映画館に映画を観に行くことがとても人気。特に、フィンランド映画はどんどん人を集めていて、エネルギーがあるのです(The Finnish Film Foundation調べ)。映画をめぐる施設やイベントは人と芸術がつながる場所。フィンランド映画とフィンランド映画文化を通して、フィンランドのデザインや生活スタイルを垣間見る。ビジュアルならではの映画文化の窓を、ぜひ楽しんでみてください。

 

movie for children 2

 

日本でフィンランド映画を観る:

『ファブリックの女王』(配給:パンドラ + kinologue)

マリメッコの創業者アルミ・ラティアの波乱万丈な人生模様を描いた『ファブリックの女王』DVD、12/16発売。渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される「マリメッコ展」(12/17-2/12)に合わせて、同施設内ル・シネマにて特別上映予定。

 

© Bufo Ltd 2015/ kuvat Lasse Lecklin /
© Bufo Ltd 2015/ kuvat Lasse Lecklin /

 

 

ヘルシンキで映画を観る:

Kino Korjaamo(ご紹介したミニシアター)

Töölönkatu 51 a-b

 

Riviera Kallio(ミニシアター、注目のエリアKallioにオープンしたばかり)

Harjukatu 2, Helsinki

 

Kino Sheryl(ミニシアター、2017年中に移転予定)

Hämeentie 135 C, Helsinki

 

Kino Engel (ミニシアター、現在改装中で2017年秋リニューアルオープン)

Sofiankatu 4, Helsinki

 

Orion (名画座)

Eerikinkatu 15, Helsinki

 

Finnkino Kinopalatsi & Tennispalatsi(シネコン系)

 

寄稿:布施 倫英(Rie Fuse)